独学かスクールか?Webデザイン初心者のための比較ガイド

『独学でもWebデザイナーになることはできますか? スクールに通って勉強しないと厳しいですか?』

未経験でWebデザイナーを目指す方から、このような相談を受けることがあります。

実際のところ、独学でWebデザイナーになった人も、スクールで勉強してWebデザイナーになった人も、どちらもいます。

では、独学でやるのとスクールに通うのでは、何が違うのでしょうか?

独学とスクールのそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。

両者の特性や違いを理解したうえで、どちらが自分に合っているのか、判断しましょう。

独学のメリットとデメリット

独学の特徴について、良いところと良くないところの両方を確認してみましょう。

自分のペースでできる

独学なら自分のペースで勉强を進めていけます。

「時間がなかなかとれない」
「日によってスケジュールがまちまち」
「一人でコツコツと勉強したい」
という人は独学で勉強するとよいでしょう。

ただし、自分で勉強時間をきちんと確保してスケジュールを組み立てていかないと、時間だけが過ぎていってしまいます。

また、モチベーションも自分でコントロールしていかなければなりません。

自由に勉強できる反面、自己管理を徹底することを常に意識する必要があります。

費用は参考書代だけ

Adobeソフトを購入しないといけませんが、それを除くと、独学にかかる費用は参考書代くらいです。(新調するならパソコン代も)

Webデザインの参考書は、一冊3,000円程度と少し高めな価格のものが多いです。

仮に、トータルで10冊買ったとすると書籍代は3万円程度です。

スクールを利用する場合は、おおよそ15~50万くらいはかかるので、費用面では独学の方が安あがりです。

挫折しやすい

独学は、勉強していてわからないことがあっても全て自分で解決しなければなりません。

独学とは、言い換えると、「つまづく → 自力解決」の繰り返しを黙々とこなしていくことです。

教えてくれる人が側にいて質問できるなら、すぐに解決できるようなことでも、独学の場合、数時間〜数日かかるようなことは珍しくありません。

この繰り返しによって、徐々に自信やモチベーションがなくなったり、時間がかかって焦ったりしてしまいます。

これが独学の最大のデメリットであり、人によって挫折する原因となります。

どこまで勉強すればよいかわからない

独学は自分の状況を客観的に判断しづらいことがあります。

どれくらい勉強したらよいのか、どのくらいのスキルが身についているのか、勉強のやり方は間違っていないか、など自分で把握しづらかったりします。

例えば、講師の人がいる状況なら、自分の足りないスキル、もっと勉強すべきことなどについて、実際の実力を見てもらいながらアドバイスしてもらうこともできます。

独学ではそれができないので、「これでよいのかな?」と漠然とした不安を感じることもあるでしょう。

スクールのメリット・デメリット

続いて、スクールの特徴について、良いところと良くないところの両方を確認してみましょう。

わからないことを質問できる

「独学は挫折しやすい」ことを先ほど説明しましたが、わからないことがあってもすぐに解決できれば、どんどん先に進めるので、学習が停滞しにくいです。

スクールの最大のメリットは、わからないことを質問すればすぐに解決できることだと言ってよいでしょう。

「本当なら難しくないことでも独学だと解決しにくい」というような挫折もせずに済みます。

短期間で効率的な学習ができる

スクールのカリキュラムに沿って勉強していくことで、Webデザイナーに必要な基本スキルを学ぶことができます。

また、講師に自分の学習状況を見てもらうこともできるので、フィードバックをもらいながら、勉強方法の見直しや軌道修正していくこともできます。

結果的に、学習の短時間化・効率化に繋がります。

勉強する環境や習慣を得やすい

独学は勉強するもしないも全て自分次第なので、自己管理できるどうかが肝になります。

スクールだと「あらかじめスケジュールが決まっている」「課題をこなさなければならない」ので、勉強せざるを得ない状況に身を置くことができます。

意思やモチベーションに頼ると、ついつい後回しにしたり、言い訳を作って自己正当化をしてしまいがちです。

勉強しなければいけないと言う強制力の働く環境を活用するのは、良い方法と言えるでしょう。

転職支援がある

最近のスクールは、独自に転職支援制度を設けていることも多くあります。

ただし、「スクールを利用したら誰でも100%転職できる」というものではありません。

それでも、転職に関するアドバイス、制作会社や業界のこと、実際の現場での話など、様々な情報を得ることはできるでしょう。

費用がかかる

スクールに通うには費用がかかり、それは安い買い物ではありません。

Adobeソフトの購入と、場合によってはパソコンを新しく買うこともあります。
金銭面で考えれば、独学の方が安く抑えられます。

ただし、スキルが身につくかどうか、最終的には自分次第ですので、利用する以上はスクールのサービスを最大限活用したいところです。

独学とスクールの比較まとめ

独学とスクールのそれぞれのメリットやデメリットを見てきましたが、大きく違ってくる点が次の3つです。

  • 勉強効率
  • 学習期間
  • 費用

正しい手順で勉強できているか、遠回りな勉強になっていないか、間違って覚えていないか、疑問点をきちんと解決できているか、といったことが勉強効率を左右します。

勉強効率と学習期間はセットになっているので、効率よく勉強できるほど勉強時間も短くて済みます。

本当に全くの初心者からスタートする場合、独学だと1年程度、スクールを利用すれば〜半年くらいまでの期間が目安になるでしょう。

このように、「勉強の質と時間」から考えると、やはりスクールを利用した勉強方法に軍配が上がります。

ただし、安くはない費用がかかるので、本気でWebデザインを学ぶ気がないとお金を無駄にしてしまうことも。

受け身ではなく積極的な姿勢で臨みたいですね。

結論、独学かスクールかどちらがよいか

結局のところ、Webデザインを独学で勉強するかスクールを利用して勉強するのはどちらがよいのでしょうか?

スキルが身につくのならどちらの方法でもかまわないのですが、私の結論としては次の通りです。

全くの初心者からWebデザインを勉強するならスクールで学ぶことをおすすめします。

『独学ができない人はWebデザイナーに向いていない』
という意見を聞くこともあるでしょう。

確かに、Web業界は技術やトレンドの移り変わりが激しいため、Webデザイナーになってからは、自ら勉強して知識・スキルをアップデートしていく姿勢が大切です。

その意味では、Webデザイナーに独学スキルは必須です。

しかし、何の土台もない初心者が独学でゼロから基礎を習得していくのと、基礎をすでに習得した人がスキルアップのために自分で勉強するのでは、意味合いが異なります。

「土地勘が全くない人が自分の力だけで目的の場所に辿り着くのは大変だが、土地勘を持っている人ならば自分の判断を頼りに目的地に辿り着きやすい」
そんな違いに似ています。

何事もゼロの状態から始めていく時が一番エネルギーを使うので、最初はサポートを受けながら始めていけばよいのです。

いずれにせよ、Webデザインの勉強を終えた後には、実際にWebデザイナーとして働くために、転職活動やフリーランスでの案件獲得といった行動が待っています。

そう考えると、勉強はあらかじめ期間を区切って学んでしまい、ポートフォリオを作成したり、転職・フリーランスの活動の時間に当てていく方が密度の濃い動きができます。

時間的に余裕があるとか、将来的にWebデザインを仕事にできればよいのであれば、自分のペースで独学でコツコツやっていけばよいでしょう。

時間的な余裕があまりないとか、なるべく早くWebデザイナーとして働き始めたいのであれば、スクールを利用した方が早いでしょう。

→ 勉強の質重視なら! Webデザインスクールおすすめ4校と選び方

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