SNSで大人気のオンラインプログラミングスクールのデイトラ。
なぜこれほどまでに人気が高いのか?
デイトラの生い立ち、特徴(メリット・デメリット)、料金、他のサービスの比較などを解説しながら、人気の秘密を探っていきます。
サービスの内容は記事執筆時点のもので変更される場合があります。
最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
SNSの口コミで人気プログラミングスクールデイトラを徹底解説!
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デイトラの人気の秘密に迫ります!
デイトラとは
デイトラは、SNSから生まれたオンライン・プログラミングスクールです。
元々は、現株式会社デイトラの代表取締役 大滝昇平さん(@showheyohtaki)が、2019年の1月に始めた「初心者からサイト制作で月5万円を稼ぐための30日間トライアル」という企画から誕生しました。
「初心者からサイト制作で月5万円を稼ぐための30日間トライアル」は #30DAYSトライアル というハッシュタグとともに、1日1つのプログラミング学習のカリキュラムがTwitterで投稿されました。
1日1ステップのわかりやすく具体的な学習コンテンツは、プログラミングを学びたい人の間ですぐに拡散され、Twitter上でバズりました。
無料から有料化へ
大ヒットSNS企画として大きな反響を得たわけですが、2020年4月には、カリキュラムの大幅強化や学習サポート体制等を充実させて、有料サービスとしてスクールに生まれ変わりました。
有料になったとは言え、一般的なプログラミングスクールに比べて低料金なのが特徴です。
過去のSNS上の口コミ効果もあり、1年間で受講者が8,000人を超えるなど、一気に人気プログラミングスクールに急成長しました。
コースと料金一覧
Web制作コース | 99,800円(税込) |
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Webデザインコース | 94,800円(税込) |
Shopifyコース | 49,800円(税込) |
Ruby・Railsコース | 99,800円(税込) |
Pythonコース | 89,800円(税込) |
動画編集コース | 79,800円(税込) |
Webマーケティングコース | 89,800円(税込) |
特定の組み合わせで受講料が10,000円引きになるセット料金もあります。
Webマスター(WEB制作+Webデザイン) | 184,600円(税込) |
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Web制作・Shopifyコース | 134,600円(税込) |
Webデザイン・Shopifyコース | 134,600円(税込) |
Shopify・Webマーケコース | 129,600円(税込) |
Webデザイン・Webマーケコース | 174,600円(税込) |
Webマーケ・Pythonコース | 169,600円(税込) |
支払い方法(条件付きで分割払いも可)
支払い方法はクレジットカードと銀行振込があります。
クレジットカードは VISA・Master・JCB・American Express・Diners Club・DISCOVERのブランドが使えます。(決済システムはStripe)
分割払いはできません。
ただし、決済時はクレジットカード一括払いで処理するものの、後から分割払いやリボ払いに変更できる場合があります。
後から支払い方法を変更できるかは、デイトラではなくクレジットカード会社側のサービスなので、自分が所持しているクレジットカードが対応しているかを確認しましょう。
当然ながら、分割払いにすると利息はかかるので慎重に。
キャンセル・返金は不可
オンラインスクールというサービスの性質上、支払い完了後のキャンセル・返金はできません。
GoogleアカウントまたはFacebookアカウントで登録すれば、無料体験動画を閲覧できるので、入会前の参考としましょう。
割と頻繁に値上げされている
デイトラは2020年1月に有料化されましたが、その後も割と頻繁に値上げをしています。
たしかWeb制作コースは59,800円 → 74,800円 → 89,800円 → 99,800円と、リリースから2年絶たないうちに複数回の値上げをしています。(2021年10月現在)
値上げの時には教材の追加やアップデートが行われていることが多いです。
今後もアップデートに伴って値上げされる可能性はあります。
デイトラの特徴・メリット
デイトラの特徴とそのメリットについて解説します。
圧倒的なコスパ
先述のとおり、一般的なプログラミングスクールに比べて圧倒的に料金が安いことが、デイトラの1番の人気の理由です。
安いところで20万円前後、高いところだと70万円近くしますが、デイトラは10万円以下と安いスクールのさらに半額程度とコスパ抜群です。
仕事現場で使える実践的なカリキュラム
デイトラは安いからと言って教材の質が悪いわけではありません。
学んだことがそのまま仕事に使えるくらい現場とのギャップが少ないカリキュラムが大きな特徴です。
「デイトラ卒業生は未経験とは思えないくらいレベルが高い!」と企業からの評判も上々のようです。
良質なカリキュラムの具体的な内容は、以下のレビュー記事を参考にしてください。
教材は無期限で閲覧できる (買い切り型)
受講期間中のみ教材を閲覧できるスクールも多いですが、デイトラの教材は一度購入すれば(デイトラが失くならない限り)半永久的に教材を閲覧できます。
教材の内容がアップデートされた場合も、常に最新の教材を利用できるのでお得感があります。
例えば、Webデザインコースではリリース後にUIデザインの学習コンテンツや、フリーランスの営業に関する講座が追加されました。
また、教材はテキスト形式ではなく動画形式なので、初心者に理解しやすい形式です。
Slackでのメンターサポートは1年間と長い
勉強していてわからないことがあれば、デイトラ専用のSlack内の「質問部屋」でいつでも質問できます。
現役エンジニア・デザイナーが丁寧に回答してくれます。
質問できる回数は無制限で、他の受講生の質問もアーカイブから見れるのが非常に参考になります。
しかも、サポート期間は1年間と非常に長いです。(例外コース有)
コースにもよりますが、カリキュラムの勉強時間の目安は、平日2時間、休日4時間程度の想定で約3, 4ヶ月程度のボリューム感です。
ですので、ゆっくりでも着実に進めていけば、サポートが期限切れになる心配はほぼ無いでしょう。
その他、「もくもく部屋」「作品公開部屋」「レビュー依頼部屋」「雑談部屋」などのSlackスペースがあり、メンターや他の受講生の人との交流も図れます。
ウェビナーがよく開催されている
ウェビナーも定期的に開催されていて、デイトラ受講生は無料で参加できます。
例えば、過去に行われたウェビナーに以下のようなものがあります。
- EC業界最大手企業が教える!売れるECデザイン講座!
- マーケのプロに聞くLP改善アドバイス会
- Webマーケティング会社代表に聞く!売上を伸ばす「マーケティング力」の鍛え方とは?
- 初案件獲得の極意!デザイナーのための営業術
- 3名の転職成功者に聞こう!未経験からプログラマー転職を成功させるコツとは?
- Web制作 / Shopifyユーザーのための『初めての案件の取り方』
デイトラの悪いところ・デメリット
今度はデイトラの良くない点・デメリットについて解説します。
対面(マンツーマン)サポートは無い
デイトラの学習サポートはSlack(チャット)で、ビデオ通話を介した対面サポートはありません。
そのため、受講生一人一人の状況に合わせた細やかなサポートを希望する人には向いていません。
メールやチャットはテキストでのやり取りになるため、自分が知りたいことを相手から引き出すには「質問力」も問われます。
質問力はデザイナーやエンジニアには必須のスキルですが、初心者にとってはどのように質問してよいのか難しく感じたり、言語化するのに時間がかかるでしょう。
また、メンターと対面でコミュニケーションすることで、モチベーションの維持や向上にも繋がりますが、対面がないので自分一人でモチベーションを維持していかないとなりません。
就職・転職サポートは無い (有料オプション)
最近のプログラミングスクールは就職・転職サポートが標準で付いているところが多いですが、デイトラは就職・転職サポートが付いていません。
別途有料オプションでキャリアサポートがあります。
キャリアサポート | 248,000円(税込) |
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転職サポートやフリーランス独立支援まで自分の目指すキャリ形成のサポートをしてもらえます。
ただし、Web制作コースを完了した人が対象で、かつ審査に合格しないとなりません。
人数・時期も限られているので、常時受けられるわけではありません。
学習の進め方
デイトラは自習形式です。
動画を見て学び、課題に取り組み、わからないところはSlackでメンターに質問しながら解消していきます。(申し込み後に招待されるURLから、デイトラのSlackスペースにあらかじめ参加しておきます。)
Slackを上手く活用できるかどうかで、学習の充実度やサービスへの満足度はかなり変わってきます。
質問を遠慮してしまったり、サポートの活用次第では挫折してしまうこともあり得ます。
意識的にSlackを活用していきましょう。
デイトラは練習問題や課題を通して実践力を身につけるカリキュラムが中心です。
プロの現場に近い手順を学べるので、学習を進めていくだけで実際の仕事がどうやって行われているのかイメージできるようになります。
実践力にフォーカスしているため、知識の補填・整理には市販の参考書を持っておくとよいでしょう。
動画講座は内容が理解しやすいメリットがある反面、ピンポイントで調べたりサッと復習するのには向いてないので、やはり手元に本があると便利です。
他のスクールとの比較
デイトラとよく比較されるサービスについて紹介します。
テックアカデミーとの比較
TechAcademy(テックアカデミー)との大きな違いは、対面(マンツーマン)サポートの有無と料金です。
4週間 | 8週間 | 12週間 | 16週間 | |
---|---|---|---|---|
一般料金(社会人) | 174,900円 | 229,900円 | 284,900円 | 339,900円 |
学生料金 | 163,900円 | 196,900円 | 229,900円 | 262,900円 |
対面サポート回数 | 7回 | 15回 | 23回 | 31回 |
デイトラは対面サポート(の人件費)を省くことで料金を安くできているため、対面サポートがあるテックアカデミーはどうしてもデイトラより料金が高くなります。
対面サポートのメリットは、メンターが自分の学習状況を把握した上でサポートしてくれることです。
メンターとの対話によって、学習上の疑問・悩み・迷いをその都度解決していくので、モチベーションを維持しながら挫折せずに進められます。
また、メンターの存在は言わば監視役でもあるので、勉強を習慣化させやすくなります。
テックアカデミーの特徴や評判についてはこちらの記事をご覧ください。
Progateとの比較
Progateはプログラミングスクールではなく、プログラミング学習サイトです。
学習サポートが有るのがデイトラ(スクール)、サポートはなく教材を提供するだけなのがProgate(学習サイト)です。
要は、Progateは独学に分類されると考えて良いでしょう。
書籍を買って自分で勉強するのと同じような方法です。
デイトラとProgateで比較できるとすれば、教材内容と料金の2点です。
まず、料金は圧倒的にProgateが安く、月額980円で全カリキュラム学び放題のサブスクリプション型サービスです。
Progateは、プログラミング言語そのものを学ぶような内容です。
図を多く用いたスライド型のテキストで、初心者でもとっつきやすいのが人気の理由です。
ただし、わかりやすさ重視であるがゆえ、断片的な学びになりやすく、Progateをこなしただけで実践的な作品作りに応用するのは難しいでしょう。
例えるなら、点が点のままで、点と点が線で結びつかないイメージです。
結局のところは、実践力を身につけるための学習を、Progateとは別で探すことになるでしょう。
プログラミングの基礎知識を身につける分にProgateは良いサービスです。
ドットインストールとの比較
ドットインストールもProgate同様に学習サイトであり、スクールではありません。
よって、デイトラとドットインストールで比較できるのは、教材内容と料金の2点です。
料金は圧倒的にドットインストールの方が安く、月額1,080円で全カリキュラム学び放題のサブスクリプション型サービスです。
ドットインストールは月に5回まで質問できます。
スクールのようにしっかりと学習サポートしてもらうことは難しいかもしれませんが、ちょっとした疑問解消に役立つでしょう。
教材は、プログラミング言語そのものを学ぶような内容です。
Progateよりも多様な種類の講座があります。
動画形式で、一つ一つの動画が3分程度と短いため、小気味よく進められます。
しかし、やはり断片的な学習になりやすく、実務への応用力までは身につきにくいでしょう。
ドットイントールで勉強したとしても、実践力を身につけるための学習方法を別途模索しないとなりません。
プログラミングの基礎知識を身につける分にドットインストールは良いサービスです。
まとめ – デイトラがおすすめの人・おすすめでない人
デイトラについて解説してきましたが、端的に言うと、デイトラの長所は料金が格安ながら実践的で高品質なカリキュラムである点です。
その意味で、デイトラはとてもバランスの取れた良いサービスと言えるでしょう。
とは言え、全ての人にとってデイトラがベストなサービスとは限らないので、デイトラがおすすめの人・おすすめでない人を整理すると以下のようになりました。
デイトラがおすすめの人
- 完全な独学は不安だ or 独学で挫折した
- コスパ重視でスクールを選びたい
- カリキュラム重視でスクールを選びたい
- 自分から積極的にメンターにからんでいける(質問できる)
- 背景(わからない状況)をきちんと説明しながら質問できる
デイトラがおすすめでない人
- マンツーマンでサポートしてもらいたい
- チャット(テキスト)で上手く質問できる自信がない
- 独学でやるつもりだ
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