転職が当たり前の時代になったこともあり、一昔前に比べて転職サイトの数も増えました。
しかし転職サイトがありすぎて、どこを使ったらよいか迷ってしまいませんか?
そこで今回は、Webデザイナーの方に特に見て欲しい転職サイトをピックアップしました。
また、最近の求人サイトは、単に求人情報掲載の掲載だけでなく、色々と便利な機能を備えています。
転職サイトの特徴とその使い方も併せて解説していきます。
転職サイトの特徴
サイトによって違いはありますが、よく見かけるのは次のような機能・サービスです。
履歴書作成
転職サイトに会員登録をすると、マイページでWebの履歴書や職務経歴書を作成できます。
サイトから応募する時もそのまま使えるので、紙の書類は不要です。(企業によっては郵送を求められることもあります)
履歴書含め、経歴や希望条件等を入力しておくと、サイトで提供するサービスをフルに活用できるようになるので、なるべくなら入力しておきましょう。
スカウト
プロフィールや経歴を入力しておけば、それを見て興味を持った企業から通知が届きます。
どんな企業が自分に興味を持っているのか知ることができるし、自分も興味があれば、そこからコンタクトをとったり求人に応募したりできます。
この機能によって、スカウトを待つスタイルの職探しができるようになりました。
ただし、スカウトがあったからと言って、必ずその企業が採用してくれるわけではないので、あらかじめ理解しておきましょう。
と言うのも、一人でも多くの人から応募して欲しいので、企業側も積極的にスカウト機能を使っているからです。
私は実際、スカウトがあった企業に応募したところ、書類選考で落とされた経験があります。
スカウトが自分にとってピンポイントな求人とも限らないので、もし不要と感じたなら機能をオフにできます。
なお、企業側には求職者の名前・住所・電話番号・会社名などは伏せられているので、個人を特定されることはありませんが、心配であれば、各サイトのヘルプなどをよく確認してから利用しましょう。
お気に入り登録
気になる求人を保存しておけるブックマーク機能です。
サイトによっては、保存機能ではなく、SNSの「いいね!」のような機能になっていることもあります。
「興味がある」ことが企業側にも伝わるので、そこからコンタクトがとれたりスカウトをもらうといったコミュニケーションが期待できます。
「応募しようか迷ってる」「反応を探ってみたい」といった時に気軽に使える機能です。
検索条件の保存と新着通知
任意の検索条件を保存しておけて、条件に合致する新着求人があった場合にメール等で情報を受け取ることもできます。
レコメンド
閲覧している求人と内容の似ている求人、あるいはユーザーの行動履歴等のデータをもとにおすすめの求人を表示してくれます。
お祝い金
サイトを利用して転職が成功した場合に、祝い金をもらえるサービスです。
転職祝いのディナー代にでも使ってはいかが?
Web業界特化型の転職サイト
ITやWeb業界全体は、全体的に人材不足で需要が高い業界です。
そのため、転職エージェント同様に、業界特化型の転職サイトも多く見かけます。
ここでは、Webデザイナー・Webクリエイター向けの特化型転職サイトを紹介します。
グラフィカルジョブ
グラフィカルジョブデザイナー・クリエイター職を中心に扱う求人サイトです。
全体の求人数は大手サイトほど多くはありませんが、Webデザイン関連の求人比率が高いので、ぜひチェックしておきたいサイトです。
Green (グリーン)
IT/Web業界専門のサイトで、求人数は1万件以上、特化型サイトの中でもトップクラスの規模です。
見やすく使いやすいサイト構成で、企業情報や社員の声などコンテンツも充実しています。
Find Job! (ファインドジョブ)
IT/Web業界特化型の老舗求人サイトで、ミクシィグループが運営しています。
求人数も1万件以上多く、アルバイト・派遣・業務委託など正社員以外の求人も扱っています。
企業の口コミや会社インタビューなどのコンテンツも掲載されています。
UIは割とGreenと似ていて、シンプルで使いやすいサイトです。
MOREWORKS
クリエイティブ業界専門の求人サイトです。
求人数は多くありませんが、良質な求人が揃っています。
制作事例から企業を探したり、クリエイターにスポットを当てたインタビュー記事など、独自視点の情報が特徴的な求人サイトです。
Poole (プール)
IT/Web業界の転職サイトです。
求人数は少ないですが、有名なWeb制作会社LIGが関わるサイトなだけあって、Webクリエイター求人の割合は多めです。
STASEON (スタシオン)
クリエイター向け求人サイトです。
クリエイターと企業のマッチングがコンセプトで、クリエイターもポートフォリオをサイト上に公開してアピールすることができます。
求人数は少なめですが、優良求人に出会えます。
クリ博ナビPRO
マスコミ・コンテンツ業界専門の求人サイトです。
イマジカグループが運営していることもあり、大手有名企業のエンターテインメント関連の求人を多く扱っています。
アニメ・ゲーム・音楽・映像などのコンテンツ業界に興味のあるデザイナー・クリエイターに特におすすめです。
一般・総合型の転職サイト
業界や業種を限定せずに幅広く扱っている総合型の転職サイトでもWebデザイナーの求人は見つかります。
総合型の転職サイトは、規模が大きいため専門サイトよりWebデザイナー求人が多い場合もあるので、一度チェックしておくことをおすすめします。
doda (デューダ)
doda求人数トップの転職サイトで、Webデザイナーの求人も多く見つかります。
転職コラムや資料等が充実していて、転職のイベントも全国各地で開催されています。
サイトのデザインや構成も素晴らしく、使いやすいのもポイントです。
転職するなら登録しておいて損はないでしょう。
ミイダス
ミイダスパーソルキャリア株式会社(dodaの運営会社)から始まったサービスが法人化したのがミイダスです。
自分の市場価値を診断するというコンセプトで、一般的な転職プラットフォームとは少し異なります。
利用は無料で、約5分程度の入力で会員登録は完了します。
登録すると、自分と同じような経歴を持った人がどんなところに転職しているのか、年収はどれくらいなのか、といった転職データを確認することができます。
コンピテンシー(行動特性)診断とパーソナリティ診断の2つの診断機能で、さらに正確な自分の市場価値を算出できるとともに、診断結果を自己分析や面接に役立てられます。
ただし、ミイダスはAIを活用した転職サービスなので、算出される各種データは実情とは異なる場合もあるかもしれません。
データをそのままを鵜呑みにするのではなく、情報の1つとして参考にするとよいでしょう。
ミイダスは約17万社以上の企業が利用していて、企業側から転職希望者にアプローチする仕組みになっています。
企業側から「面談確約オファー」が届いた場合は、ミイダスに登録した経歴情報だけで書類選考に合格したことになり、面談までスピーディーに進められます。
ミイダスで氏名や住所の登録は不要なので、個人情報まで公開されることはありません。
特定の企業に情報を見られないようブロックすることもできるので、例えば、現職の会社にバレずに使うこともできます。
リクナビNEXT
説明不要の大手リクルートが運営する転職サイトです。
dodaに次いで求人数が多く、その大半がリクナビ限定の求人です。
Webデザイナー求人も普通にあるので、こちらもとりあえず登録しておきたい転職サイトです。
マイナビ転職
dodaやリクルートよりは総求人数は少ないですが、マイナビはクリエイター系の求人が比較的多いので、チェックしておきたいサイトです。
転職ナビ
株式会社リブセンスが運営する転職サイトです。
クリエイター・エンジニア系の求人を比較的多く扱っています。
en転職 (エン)
バカリズムさんが出演しているCMでおなじみの転職サイトです。
enにしか掲載されていない求人が大半なので、一度見ておいてもよいでしょう。
Webデザイナーの求人数はそこそこです。
転職エージェントとの併用もOK
私も過去に経験していますが、転職における求人探しって結構大変ですよね。
自分のペースでじっくり探せるのが転職サイトのメリットですが、在職中であれば、なかなか時間がとれないこともあります。
もし思うように進められなかったり、意外と大変だと感じたら、転職エージェントの併用も検討してみましょう。
あなたの代わりに求人を探して紹介してくれるのはもちろん、書類応募や面接対策など転職活動を全般的にサポートしてくれます。
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