フリーランスが知っておきたいネット回線事情 〜光コラボ編〜

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Webフリーランスにとってネット環境はとても重要です。

  • 通信容量に制限がない
  • 通信が比較的安定している

上記2つの条件を満たしたいわけですが、やはり固定ネット回線がおすすめです。

モバイルWi-Fiなど無線の回線サービスも充実してきましたが、実際に宅内までケーブルを敷き込む固定回線は通信品質において依然としてアドバンテージがあります。

事務所(自宅)でほとんど仕事をしないという人を除き、フリーランスは基本的に固定回線を契約しましょう。

固定インターネット回線にもたくさんの種類がありますが、全国的に最も普及しているのはNTTのフレッツ光回線でしょう。

特にマンション・アパートなど集合住宅の場合、施設側でフレッツ光以外の回線の利用が難しいこともあると思います。

現在、フレッツ光は「光コラボ」と呼ばれるサービス形態が主流となっています。

光コラボの名前は聞いたことがあるけど、その実態についてはあまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか?

私自身、実際に光コラボに切り替えるまでその仕組みについてよく理解しておらず、色々と調べたものでした。

そこで今回は、光コラボについて以下の内容を解説していきます。

  • 光コラボの仕組みやメリット
  • 契約方法
  • プロバイダーの選び方
  • おすすめプロバイダー

ここ数年で「フレッツ光が遅くなった」という評判をよく聞くようになりましたが、それを解決する方法も今は存在します。

新しく固定ネット回線を契約する人はもちろん、従来の契約のままずっと使い続けている人にもぜひ知っておいて欲しい内容です。

光コラボとは? 光コラボの仕組み

2015年からNTTは、フレッツ光回線の使用料をプロバイダー向けに卸売りするようになりました。

これにより、プロバイダーはフレッツ光回線の使用料からインターネット接続サービス料(プロバイダー料金)までを一本化して消費者に提供できるようになりました。

この仕組みを「光コラボレーション」や「光コラボレーションモデル」と言い、略して「光コラボ」と呼ばれています。

そして、光コラボを取り扱っているプロバイダーを「光コラボレーション事業者」と言います。

さて、この説明を聞いただけではあまりピンとこない人もいるかもしれません。

「これまでだってプロパイダーと契約したら光回線が使えるようになったよ」
そう思うかもしれません。

それもそのはず、フレッツ光を新規で利用する際はプロバイダーに申し込めば工事〜開通まで進んでいくからですね。

しかし、請求書を見てみると、プロバイダーとNTTフレッツ光は別々に請求されているはずです。

これは2つの契約があることを意味していて、申し込み時はプロパイダーからNTT側に手配されていたに過ぎません。

フレッツ光の解約経験がある人ならわかりますが、プロバイダーに解約を申し入れると「NTTにも解約の連絡をしてください」と言われます。
それは契約が別だからです。

光コラボになると、消費者がNTTと直接契約することはなく、光コラボ事業者(プロパイダー)だけと契約することになります。

契約が一本化されるのが光コラボの仕組みというわけです。

光コラボの普及率

NTT東日本の光コラボ契約者推移
画像はINTERNET Watch『 NTT東日本のフレッツ回線が1200万契約を突破 』より

上のグラフは2019年時点でのNTT東日本のフレッツ光回線の契約数を示したグラフです。

約1200万件のフレッツ光回線の契約のうち、光コラボによる契約は約770万件と過半数を占めています。

2015年の開始以降、着々と光コラボに乗り換える人が増えていて、今後も光コラボがスタンダードになっていくでしょう。

光コラボのメリット

契約または請求が一本化されるのは良いことですが、既にネットを使っている人にとって、それだけのためにわざわざ光コラボに乗り換えるのは逆に手間と感じるのではないでしょうか。

しかし、それ以外に光コラボに乗り換えるべきメリットがあります。

料金が安くなる

光コラボにすると、大抵の場合は料金が安くなります。

光コラボの仕組みで解説したとおり、光コラボ事業者(プロバイダー)はフレッツ光回線の使用料を卸値で仕入れることができます。

卸値で仕入れられれば、事業者はそれぞれに価格を自由に設定できるようになります。

つまり、より公平な(過酷な)競争が起こり、結果として従来より料金が安くなりやすいのです。

単に料金を下げるだけでなく、プロバイダーごとに独自の付加価値やサービスを打ち出すなど、今後さらにサービスとしてのバリエーションは増えていくかもしれません。

現状で最もよく目にするのは、携帯料金と光回線のセット割でしょう。
契約期間に縛りの無いサービスも増えてきました。

以前よりは自分に合ったサービスを選びやすくなっているはずです。

光コラボのプロバイダーの選び方は後ほど解説します。

工事不要でフレッツ光回線をそのまま使える

光コラボは契約方式が変わるだけでフレッツ光をそのまま使います。(光コラボへの「転用」)

よって、光コラボに乗り換えるのに新たな回線工事は不要です。

光電話を使っている人なら基本的には電話番号もそのまま使えます。

手続きは契約の切り替えのみです。

光コラボの契約手続きの流れについては後述します。

光コラボの事業者変更

2019年7月、光コラボにおける「事業者変更」の手続きが導入されました。

事業者変更とは、光コラボを契約している人が別の光コラボ事業者(プロバイダー)に乗り換えることです。

2019年の6月までは、「従来のフレッツ光 → 光コラボ」への移行は工事不要でしたが、「光コラボ → 別の光コラボ」への乗り換えは再工事が必要というデメリットも存在していました。

「同じフレッツ光回線を利用するのに再工事が必要なんておかしいだろう」
ということで、光コラボ間のプロバイダー変更でも工事不要になったのが2019年7月です。

言ってみれば、携帯電話のMNPのような簡単な手続きで切り替えられるようになったのです。
工事がないので光回線を使えない期間も発生しません。

事業者変更の仕組みにより、消費者の利便性はさらに高まりました。

事業者変更の方法については後述します。

窓口の一本化

消費者が契約するのが光コラボ事業者のみになれば、あらゆる手続きはもっとシンプルになります。

以前のように、解約時にプロバイダーとNTTの両方に連絡することもなければ、問い合わせ先も光コラボ事業者だけになります。

「光回線の調子が悪いのでプロパイダーに問い合わせところ、それはNTT側の問題だからNTTに連絡してくれと言われた」
こんなやり取りはよく聞く話でした。

しかし光コラボであれば、上記のように消費者がたらい回しにされることもなく、全てプロバイダーに問い合わせればよいのです。

光コラボの契約手続きの流れ

光コラボには3つの契約タイプがあり、プロパイダーのホームページを見ると次の用語で説明されています。

  • 転用
  • 事業者変更
  • 新規

ちょっとわかりにくいので各用語を簡単に解説します。

転用

転用は、光コラボでないフレッツ光から光コラボに切り替える手続きです。

  1. 利用中のプロバイダーの解約
  2. NTTから転用承諾番号を取得
  3. 光コラボの申し込み
  4. 開通案内を受け取って利用開始

転用の場合は利用中のプロバイダーの解約が必要です。
事前に解約方法を確認し、更新月など適切なタイミングで解約しましょう。

NTTへの手続きは転用承諾番号の取得となります。
電話またはインターネットから申し込めます。

転用承諾番号の取得にはフレッツ光のお客様ID等の契約者情報が必要です。
IDはフレッツ光の開通時に送られてきた開通案内等で確認できます。

転用承諾番号の有効期限は15日間で、期限を過ぎると再取得となります。

光コラボに申し込む時期から換算して転用承諾番号を取得しましょう。(開通ではなく光コラボの申し込みが15日以内ならOK)

転用承諾番号を取得したら、希望するプロパイダーの光コラボに申し込みます。

大体は1週間〜10日程度でプロパイダーの開通案内が届くので受け取ったら利用開始です。

なお、プロバイダーではなくフレッツ光のオプションサービスを利用している場合、その分の契約はNTTに残ります。

何かしらのオプションを利用している人は、そのサービスがプロバイダー提供なのかフレッツ光の提供なのか、確認しておきましょう。

参考:
NTT東日本 | 光コラボレーション事業者様が提供する、光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続き | 各種お手続き | サポート | フレッツ光
転用お手続き(光コラボレーションモデルへの移行)|NTT西日本公式│フレッツ光

事業者変更

事業者変更は、光コラボから別の光コラボ事業者へ乗り換えることです。(プロパイダーの変更)

  1. 解約したいプロバイダーから事業者変更承諾番号を取得
  2. 新しく利用する光コラボ事業者に申し込み
  3. 開通案内の受け取って利用開始

事業者変更承諾番号の有効期限は15日で期限を過ぎると再取得となります。

番号を取得したら15日以内に新しいプロバイダーに申し込みましょう。

大体は1週間〜10日程度で開通案内が届くので受け取ったら利用開始です。

新しいプロバイダーとの契約が始まると前プロバイダーとの契約は自動的に解除されます。

光コラボの事業者変更の手続きは、携帯電話のMNPによるキャリア変更とよく似た手続きの流れです。

解約するプロバイダーで定期契約の違約金が発生しないか、解約するタイミングさえ注意しておけば、事業者変更の手続き自体は簡単です。

参考:
NTT東日本 | 事業者変更に伴うNTT東日本とのオプションサービスご契約にあたり、ご確認いただきたい事項 | 事業者変更のお手続き | 各種お手続き | サポート | フレッツ光
コラボ光の事業者変更|NTT西日本公式│フレッツ光

新規

フレッツ光を利用しておらず、新しく契約する人は新規となります。

auひかり、NURO光、ケーブルテレビなどのフレッツ以外の光回線から乗り換える人も光コラボは新規となります。

  1. 光コラボの申し込み
  2. 工事
  3. 利用開始(開通)

光コラボのプロバイダーの選び方

光コラボ事業者の数は600社近くあり、ネットで検索してもたくさんのサービスが見つかります。

どのプロバイダーが良いのか、どうやって選べば良いのか、迷ってしまう人も多いと思います。

そこで、光コラボの選び方を紹介します。
私が考えるに、選ぶポイントは2つです。

IPv4 over IPv6 対応を選ぶ

まず私が必須と考えているのは IPv4 over IPv6 通信に対応しているプロバイダーかどうかです。

標準提供なのかオプションなのかはどちらでもかまいません。

IPv4 over IPv6 は、フレッツ光回線に特有の混雑時の速度低下を改善する技術です。

せっかく光回線を契約しても、速度が遅くては利用価値が半減します。
仕事で使うなら尚更安定した通信は重要です。

ここ数年で「フレッツ光回線が遅い」という不満の声は大きくなりました。

もちろん、ネットのスピードは様々な要因に影響されるため、全ユーザーが100%解決できる唯一の方法など存在しません。(ユーザーが使用するルーターの性能や設置場所、LANケーブルなどが原因のことも)

NTT側で抱える問題については、IPv4 over IPv6通信によって解決できると考えてよいでしょう。

ですので、必ず IPv4 over IPv6 に対応したサービス(プロバイダー)を選びましょう。

ただし、IPv4 over IPv6で接続するには対応ルーターもしくはホームゲートウェイが必要です。

ルーターは自前で用意するかプロバイダーでレンタルします。

レンタル料が無料のところもあるので、プロバイダー選びの1つの判断材料にしてもよいでしょう。

プロバイダーでレンタルできるルーターはスタンダードなモデルが多いので、そこまで高性能ではありません。

より高性能で速度の速いルーターを使いたい人は、自分で用意するおもよいでしょう。

また、光電話等のオプションを利用する場合は、ホームゲートウェイのレンタルが必須であることが多いです。

ホームゲートウェイには無線LAN機能の付いているものもあるので、その場合は別途ルーターを準備しなくても大丈夫です。

ちょっとややこしいですが、オプションを利用する人は発生する料金や必要な機器類についてよく確認しておきましょう。

料金・サービスで選ぶ

IPv4 over IPv6に対応していれば、あとはプロバイダーの料金とサービス内容から選べばよいでしょう。

現状で、光コラボ事業者は大きく分けて2つのタイプがあると言えそうです。

  • 携帯料金とのセット割ができるが契約縛りのあるサービス
  • 契約期間の縛りが無いサービス

携帯料金とのセット割

光コラボで多くのプロバイダーが訴求しているのが携帯料金とのセット割のメリットです。

携帯のプランにもよりますが、1回線あたり月額1000円程度割引されるため、セット割のメリットは大きいでしょう。

上記がキャリアごとのセット割サービスの名称です。

ただし、これらのセット割引ができるプロバイダーは基本的に2年や3年契約の縛りがある定期契約型です。

セット割があるのは主に3大キャリアなので、格安SIMや大手キャリアのサブブランドの携帯プランを契約している人は対象外となります。

格安SIMとのセット割のあるプロバイダーも中にはありますが、元々の料金が安いため割引額は少ないようです。(100〜300円程度)

契約期間の縛り無し

光コラボでもう一つ注目すべきなのが契約期間に縛りの無いプロバイダーです。

契約縛りの無い料金体系は以前からありましたが、いかんせん料金が高いのがデメリットでした。

光コラボによって、契約縛り無しでもリーズナブルな料金のプロバイダーが増えてきたのは非常に特徴的です。

縛りがなければ違約金も発生しないので、自分の好きなタイミングで乗り換えもできます。

ただし、契約縛りの無いプロバイダーには3大キャリアの携帯料金のセット割ができるところはほとんどありません。

ですので、格安SIMやサブブランドの携帯を利用している人ならば、プロバイダーは縛り無しタイプがおすすめできます。

SoftBankのおうち割はSoftBank光のみ

SoftBank 光

SoftBankのおうち割に対応しているのはSoftBank光のみなので、プロバイダーの選択肢は基本的にありません。

内容に納得できたら加入するとよいでしょう。

光コラボ以外ではNURO光がおうち割に対応しています。

参考:おうち割 光セット | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

ドコモ光のおすすめプロバイダー

ドコモ光の光回線料金はタイプA・タイプBとあらかじめ料金が決まっており、プロバイダーによってどちらかのタイプに分かれています。

タイプによって速度が変わるなどはなく、選べるプロバイダーが違うだけです。(おそらくプロバイダーとドコモ間での提携上の都合と思われます。)

タイプAはタイプBより200円安い料金体系なので、基本的にはタイプAに該当するプロバイダーから選べばよいでしょう。

参考:料金プラン | ドコモ光 | NTTドコモ

ドコモ光タイプAのプロバイダーをいくつか紹介します。

細かなキャンペーン内容は時期によって変わるため、ここではプロバイダーごとの大まかなキャンペーンの傾向について紹介します。

料金・サービス内容についても変更される可能性があるので、詳細は各プロバイダーのサイトにてご確認ください。

@nifty with ドコモ光

基本月額料金 (ファミリー) 5,720円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 4,400円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 無料
セット割 ドコモ光
契約期間 2年
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:19,800円 (税込)
マンションタイプ:16,500円 (税込)
特典等 キャッシュバック
dポイントプレゼント
新規工事費無料
【@nifty with ドコモ光】

キャッシュバック特典によくあるのが、光テレビなどのオプションの同時申し込みによって金額が高くなるという条件付きです。

しかし@niftyはオプションへの加入が無くても高額なキャッシュバックを受けられるのがメリットです。

IPv4 over IPv6 通信対応で、ルーターも契約中は無料でレンタルできます。

ドコモ光は工事費無料のキャンペーンをやっていることがあります。

ぷららドコモ光

基本月額料金 (ファミリー) 5,720円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 4,400円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 無料
セット割 ドコモ光
契約期間 2年
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:19,800円 (税込)
マンションタイプ:16,500円 (税込)
特典等 キャッシュバック
dポイントプレゼント
ひかりTVエントリープラン
新規工事費無料
ぷらら ドコモ光

ぷららのドコモ光もオプション加入無しのキャッシュバックが高額です。

IPv4 over IPv6 通信に対応しており、Wi-Fiルーターのレンタルも無料です。

ひかりTVエントリープランが無料になるユニークな特典も付いています。

ドコモ光は工事費無料のキャンペーンをやっていることがあります。

GMOとくとくBB ドコモ光

基本月額料金 (ファミリー) 5,720円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 4,400円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 無料
※複数機種から選べる
セット割 ドコモ光
契約期間 2年
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:19,800円 (税込)
マンションタイプ:16,500円 (税込)
特典等 キャッシュバック
dポイントプレゼント
新規工事費無料
GMOとくとくBBのドコモ光

GMOとくとくBBのドコモ光はWi-Fiルーターのレンタルが無料なのに加え、ルーターを選べるのが特徴的です。

しかもレンタルできるルーターは、一般的にプロバイダーが貸し出しているルーターと比べると高性能です。

ルーターを変えるだけでも速度が改善する場合があるので、自分で買いたくはないけど性能の良いルーターを使いたい人におすすめです。

IPv4 over IPv6にも標準で対応しています。

キャッシュバックについては、光回線のみの契約の場合はそれほど高くありません。
ひかりTVなどのオプションに加入した際にキャッシュバック金額が大きくなります。

ドコモ光は工事費無料のキャンペーンをやっていることがあります。

auユーザーのおすすめプロバイダー

auユーザー向けの割引サービスは「auスマートバリュー」と「auセット割」があります。

auスマートバリューは、ネット回線とau回線をセットで利用することで、10回線分までauの携帯料金が割引されるサービスです。

ただし、ネット回線側の契約については「ネット+電話」「ネット+テレビ」「テレビ+電話」のいずれかで加入することが条件です。

「ネット+au」だけだとauスマートバリューは適用されないので間違えないようにしましょう。

auセット割は、携帯料金ではなく自宅のネット料金が割引されるサービスです。

オプション無しの「ネット+au」の加入でもauセット割は適用されます。

auスマートバリューは携帯料金を割引、auセット割は自宅ネット回線を割引という違いがあります。

auスマートバリューはau回線の契約数が多いほどトータルの割引金額も大きくなるのに対し、auセット割はauの契約数に関係なく一定額が割引されます。

例えば、au1回線のみの契約していて、光電話などのオプションが必要ない人は、auセット割の方が適しているでしょう。

ですが、家族みんなでauを使っている人などは、複数回線が割引になるauスマートバリューの方がお得です。

auスマートバリューもauセット割も、契約しているauのプランによって割引金額は変わります。

なお、auスマートバリューとauセット割は併用できません。

参考:auスマートバリュー | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au

auユーザー向けのおすすめプロバイダーを紹介します。

細かなキャンペーン内容は時期によって変わるため、ここではプロバイダーごとの大まかなキャンペーンの傾向について紹介します。

料金・サービス内容についても変更される可能性があるので、詳細は各プロバイダーのサイトにてご確認ください。

So-net (ソネット) 光

基本月額料金 (ファミリー) 6,138円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 4,928円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 同時申し込みで無料
セット割 auスマートバリュー
契約期間 3年
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:26,400円 (税込)
マンションタイプ:26,400円 (税込)
特典等 24ヶ月間月額料金の大幅値引き
標準工事費実質無料 (月額料金から分割値引き)
セキュリティソフト無料
【So-net 光 コラボ】

So-netは、24ヶ月間月額料金から2000円程度の大幅な値引き特典があります。

新規工事費用も、48ヶ月 (マンション) or 60ヶ月 (ファミリー) に分割して月額料金から割引されるので実質無料です。

ただし、契約更新は3年ごとになるため、もし3年で解約した場合は工事費の残債分の支払いは発生します。

契約時に同時申し込みをすることで、IPv4 over IPv6 対応ルーターの月額料金が永年無料になります。

また、標準サービスとしてセキュリティソフト「S-SAFE」が永年無料で利用できるのも特徴的です。

BIGLOBE光

基本月額料金 (ファミリー) 5,478円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 4,378円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 月550円 (税込)
※12ヶ月無料
セット割 auスマートバリュー
auセット割
ギガMAX月割 (UQ mobile)
光SIMセット割 (BIGLOBE mobile)
契約期間 3年
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:21,560〜33,000円
マンションタイプ:21,560〜29,700円
特典等 キャッシュバック or 12ヶ月月額料金値引き
標準工事費実質無料 (月額料金から分割値引き)
引越時の標準工事費無料
ビッグローブ光

高額キャッシュバックまたは12ヶ月分の月額費用の大幅値引きのいずれかを選べる特典があります。

新規の工事費用は40ヶ月間で分割して月額料金から割引されるので実質無料になります。

ただし、契約更新は3年ごとになるため、もし3年で解約した場合は工事費の残債分の支払いは発生します。

BIGLOBE光は、契約中に引っ越した際も移転先の回線工事費も負担してくれる特典があるので、急な引っ越しの可能性がある賃貸住まいの人でも契約しやすいプロバイダーと言えるでしょう。(光電話・光テレビ等の工事費は有料)

IPv4 over IPv6 にも標準対応しており、入会と同時申し込みで無線LANルーターを1年間無料でレンタルできます。(無料期間後は500円/月)

ルーターはレンタルし続けるより無料期間終了前に別途購入した方がよいでしょう。

UQ mobileユーザー向けのギガMAX月割

auスマートバリュー以外に、UQ mobileの月額料金が500円割引になる「ギガMAX月割」があります。

ただし、光回線だけでなく光電話への加入が条件です。
固定電話やFAXを使いたい人にはお得な割引です。

BIGLOBEモバイルのユーザーは月額300円値引きされる「光☆SIMセット割」もあります。

DTI光

基本月額料金 (ファミリー) 5,280円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 3,960円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 月額330円 (税込)
セット割 auセット割
SIMセット割 (DTI SIM)
契約期間の縛り 無し
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:19,800円 (税込)
マンションタイプ:16,500円 (税込)
特典等 キャッシュバック (新規)
DTI 光

DTI光は契約期間の縛りが無いプロバイダーにも関わらず、auセット割を利用できるプロバイダーです。

条件に上手く当てはまれば、ネット料金を安く抑えられ、かつ契約縛りもないという好条件の契約ができるでしょう。

IPv4 over IPv6にも対応しています。

新規の契約だと工事費をカバーできるくらいのキャッシュバックがあります。

契約縛り無しのおすすめプロバイダー

契約縛りの無いプロバイダーは、縛りのあるプロバイダーよりも月額料金が安いです。

縛りが無くて月額料金も安いのでデメリットが無いように感じますが、一概には言い切れません。

なぜなら、定期契約型に比べてキャンペーンによる高額なキャッシュバックや割引は少ないからです。

例えば、定期的にプロバイダーを乗り換えながらキャッシュバックや割引を最大限活用したい人にとってはあまりメリットがないでしょう。

携帯料金とのセット割もほとんどありません。

ですので、キャッシュバックや割引は少なくてもいいから基本料金が安くてややこしい条件無しで契約したい人3大キャリア以外の携帯を利用している人におすすめです。

細かなキャンペーン内容は時期によって変わるため、ここではプロバイダーごとの大まかなキャンペーンの傾向について紹介します。

料金・サービス内容についても変更される可能性があるので、詳細は各プロバイダーのサイトにてご確認ください。

excite MEC光

基本月額料金 (ファミリー) 4,950円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 3,850円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 無料
ルーターレンタル料金 月額110円 (税込)
※加入と同時申し込み時のみ受付
セット割 無し
契約期間の縛り 無し
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:19,800円 (税込)
マンションタイプ:16,500円 (税込)
特典等 12ヶ月間月額料金の割引
新規工事費無料
【エキサイトMEC光 |】

プロバイダーのエキサイトには「excite MEC光」と「excite光」がありますが、IPv4 over IPv6に対応しているのはMEC光です。

新規の工事費無料や1年間月額料金の割引キャンペーンをやっていたりと、契約縛り無しのタイプの中ではキャンペーンが充実していて非常にお得感があります。

Wi-Fiルーターのレンタルは月額110円と安いですが、契約時にしか申込みできないので注意しましょう。

おてがる光

基本月額料金 (ファミリー) 4,708円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 3,608円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 月額165円 (税込)
ルーターレンタル料金 330円 (税込)
セット割 無し
契約期間の縛り 無し
標準工事費 (新規) ファミリータイプ:19,800円 (税込)
マンションタイプ:16,500円 (税込)
特典等 NTTカード加入でキャッシュバック
おてがる光

縛り無しタイプで月額基本料金が最安級のプロバイダーです。

IPv4 over IPv6は有料オプション扱いです。

enひかり

基本月額料金 (ファミリー) 4,730円 (税込)
基本月額料金 (マンション) 3,630円 (税込)
IPv4 over IPv6 対応 月額198円 (税込)
ルーターレンタル料金 330円 (税込)
セット割 勝手に割り
契約期間の縛り 無し
標準工事費 (新規) 16,500円 (税込)
特典等 ルーター特価販売

enひかり

おてがる光と並んで基本料金が業界最安級のプロバイダーです。

IPv4 over IPv6対応は有料オプションです。

enひかり申し込み者限定でルーターを特価で買えるキャンペーンをやっていることがあります。

UQ mobileユーザー向けの「勝手に割り」があり、月100円の割引を受けられます。

玄人向けですが、固定IPアドレスのオプションが月700円なのも安いです。

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