ビジネスにおいて何をするにも重要なプロセス、それが情報収集ですね。
情報を集める術を知っているのとそうでないのとでは大違い。
あなたの身近でも、デキる人ほど情報に精通しているはず。
日々の情報収集から課題解決のための情報収集まで、様々に使える情報収集の方法とそれぞれの特徴、便利なツールを一気にご紹介します!
目次
一覧性に優れた新聞
新聞は記者という情報を扱うプロによって作成されているので情報の信憑性は高いと考えらます。
事実に基づいていた報道は原則ですが、各紙によって論じ方に違いはあります。
内容としては深さよりも幅広さや一度に眺められる点に優れていて、世の中の動きを捉えるのに適していますね。
新聞はデータベースを公開しているので、データーベースを検索して情報を探すこともできます。
やっぱり本は情報の王様
これだけインターネットが普及していても、情報収集に本は欠かせませんね。
まとまった情報や体形だった情報を集めるのに本は最も適しています。
インプットをする上で本は最高です。
反面、情報の鮮度という点では、他と比べてどうしても遅れをとってしまいます。
とにかく時流の激しい現代では、本だけではカバーできない情報があることも確かです。
編集の個性が強く出る雑誌
雑誌は内容の専門性や細かな情報などを収集できるのがメリットです。
それぞれの雑誌にはコンセプトがあり、編集チームの嗜好に沿った情報が集まっています。
雑誌は顧客リサーチに使える
例えば女性ファッション誌を思い浮かべてもらえばわかりやすいですが、雑誌の多くはターゲットがハッキリしています。
その点で顧客のリサーチに使えるのが雑誌です。
ターゲットが見ている雑誌を見ることは顧客を知ることに繋がります。
雑誌に載っている広告もターゲットを反映しているので要チェックです。
専門誌・業界誌からニッチで濃い情報を入手する
専門分野や業界の研究をするなら、専門誌・業界誌で情報を収集することができます。
例えば、
- 月間消防
- ドラッグマガジン
- 軟包装通信
- プラスチックス
- 印刷タイムス
などといった具合に、 あまり知られていないけども、実はものすごくたくさんのマニアックな雑誌が出版されています。
『どんな雑誌があるの?』を調べられる雑誌がある!
『そもそもどんな雑誌がどれだけ刊行されているのかが知らないし・・・』
というのは、きっと誰もがそう思うことでしょう。
なんと、それに応えてくれる雑誌があるんです!すごい!
発刊されている雑誌を紹介する雑誌です。
その名も 雑誌新聞総かたろぐ
『へぇ〜こんなんあるんだ!』が止まりません。
困った時はこれで雑誌をリサーチしてみましょう。
政府刊行物で信頼性の高い情報を入手する
政府が刊行しているものに『〇〇白書』というものがあります。
何と言っても情報の信頼性が高いです。
しかも、ネットで無料で見ることができます。
有料の出版物もあります。
たくさんの種類の白書があります。
一部ご紹介します。
民間企業からも様々な白書が出版されています。
基本的に有料のものですが、その分有益な情報を入手できる可能性があります。
影響力は今だ最強のテレビ
ニュース、ドキュメンタリー、トレンドがわかる情報番組などがあります。
ただし、テレビは絵的に面白いかどうかを優先するので、情報量や情報の深さという点では充分ではありません。
テレビ(マスコミ)の影響力は非常に強いので、テレビの情報だけを鵜呑みにすると、情報の印象を知らず知らず固定されてしまうこともあるので注意が必要です。
インターネット検索のリテラシーはマスト!
インターネット検索で欲しい情報を入手できるかどうかは、今やビジネスにおける死活問題と言っても過言ではないくらい重要です。
インターネットで情報を入手するなら、まずは検索リテラシーをある程度身につけておく必要があります。
Amazonが地球上のあらゆるものを販売するショッピングサイトなら、さしずめ Google は地球のデータベースでしょうか。
つまり『仮面ライダーW』に登場するフィリップです。(わからない人は今こそ検索の時です!笑 実力派若手俳優が演じていました。)
検索タイプを活用する
検索タイプにも色々なバリエーションがあります。
画像、動画、ニュースなど、それぞれに違う検索結果が表示されます。
論文を探せるGoogleスカラー
学術論文などの資料を検索する検索データベースもGoogle先生は用意してくれています。
なかなかお目にかかれない貴重な資料を閲覧することができます。
Googleトレンドで話題になっていることをチェックする
Googleのデータから検索のトレンドを掴むことができます。
やはり今の時代、世の中で話題になっていることは誰でも検索しますから、検索からトレンドをキャッチすることができます。
トレンドというくらいなので、 細かな指標を調べるのではなく、話題性や時間的な推移を見てとることができます。
例えば『ユーザーはいつ頃からクリスマスのことに関心を持ち始めるのか?』といったことならGoogleトレンドで簡単に調べることができます。
Googleアラートでキーワードから情報をキャッチする
検索ワードを指定しておくことで、 そのキーワードでひっかかるWeb上の新しいコンテンツをメールやRSSで通知してくれるサービスです。
ニュース記事やブログ記事、動画などコンテンツタイプも指定することができます。
プレスリリースサイトでレアな1次情報を探す
情報収集の観点から見ると、ニュースや他の情報源では手に入りにくい情報を入手できるサイトがプレスリリースサイトです。
プレスリリースは1次情報という点に注目です。
ニュースサイトを隙間時間にチェックする
新聞の代わりにネットニュースを見ている人も多いのではないでしょうか。
ニュースサイトとは言え、情報の信憑性には注意が必要です。
記事によってはネット上から拾ってきたものを記事にしていることもあります。
サイトごとに特色や得意ジャンルがあるので、ご自身のビジネスに役立ちそうなサイトを探してみましょう。
キュレーションメディアで欲しいニュースを集める
キュレーションメディアは、独自アルゴリズムによるキュレーションや、ユーザーの閲覧傾向を学習することで、欲しい情報を集めてくれる情報収集メディアです。
ニュースサイトやブログ、SNS、動画などから情報を集めてきてくれますが、キュレーションなだけに偏りが出てくる気がします。
スマートフォンアプリとの相性が良いですね。
グノシー
テレビCMでもお馴染み、有名なキュレーションサイトですね。
SmartNews
こちらもテレビCMでお馴染み、オフラインでも読めるのが特徴。
antenna
画像が目を引くちょっとオシャレな印象のキュレーションサイト。
NewsPicks
経済関連のジャンルに特化したキュレーションメディア。
各界の専門家によるコメントも独自の価値を与えています。
ブログは2つの軸からチェックする
ブログも貴重な情報源ですね。
ブログの使われ方は大きく分けて2つあります。
- 日常や私生活を綴ったブログ(虚像化している場合あり)
- 情報を発信しているビジネスブログ
前者ならばターゲットリサーチとして、後者なら専門情報の入手として情報収集をすることができます。
RSSでブログの更新情報を通知してもらう
RSS(Really Simple Syndication)は、ブログやニュースサイトなど新着記事を通知してくれる技術です。
お気に入りのWebサイトをRSSに登録しておけば、毎回アクセスしてチェックしなくても更新情報をキャッチすることができます。
RSSサービスはたくさんありますが、Googleリーダーの後継にあたる Feedly がおすすめです。
スマホアプリもあります。
SNSで相手の本音を知る
ちょっとした言動をチェックできるという点では、SNSも情報源となります。
気軽に発信することができるメディアだからこそ、相手の本音を知ることができます。
こういった情報は、出版物などでは手に入りませんね。
もちろん、シェアされているニュースやブログ記事をチェックするという使い方もありますね。
リアルタイム検索
twitterを検索できるYahoo!の検索サービスです。今話題になっていることを知ることができます。
メルマガでブログに書かれない情報を手に入れる
メルマガは自分の意志で登録した人(読みたい人)しか見ないという点では、ブログやSNSよりはクローズドな距離感での情報を発信しているため、メルマガでしか得られない情報もあります。
著名人など有料でメルマガを発行している人もいますね。
お気に入りの人がいれば、有料メルマガも購読してみると貴重な情報を入手できるかもしれませんね。
人からしか聞けない生の情報は価値がある
聞きたいことを聞くことができるという点、他では得られない生の情報を手に入れることができる点で、代えの効かない情報収集方法が「人に聞く」という方法です。
友人・知人に聞く
知りたい情報ジャンルに詳しい知人や友人がいれば、アドバイスをお願いできるか相談してみましょう。
情報収集のファーストステップとしてはとてもやりやすいはずです。
お客さんに聞く
顧客リサーチをするのであれば、お客さんに話を聞くことができればとても良い方法です。
お客さんに気を使ってやらない人もいますが、まずは話を聞かせてもらえるかどうかくらい相談しても良いと思います。
欲しい情報を聞き出せるかどうかは質問者側の話術によるところも大きいので、事前に準備をしておきましょう。
専門家に相談する
その道のプロフェッショナルに聞けば、さらに的確なアドバイスをもらうことができますね。
通常はコストがかかりますが、価値のある情報を入手できたり、時間的なショートカットをすることができるでしょう。
講演会・セミナーで普段会えない人に会う
プロに直接相談する方法もありますが、講演会やセミナーに参加して情報を収集する方法もありますね。
直接相談するよりもコストが安くなります。
懇親会などがあれば、その機会により突っ込んだ話を講師に聞くことができるかもしれません。
収集した情報をストックしておくならEvernote
収集した情報を保存しておくツールとしてはエバーノートがおすすめです。
利用している方も多いことでしょう。
エバーノートが優れているのは、様々なファイル形式に対応しているところです。
テキスト入力はもちろん、音声も、PDFやWordなどのドキュメントファイルも、Webページのクリッピングもできてしまいます。
しかも検索して探せるので、整理しなくても放り込んでおけばOKです。
クラウドで同期してくれるので端末を選ばずに使えます。
PC用とスマホ用とデバイスごとにアプリも用意されています。
コメントをどうぞ