集客は往々にして、時間、手間、お金のどれかがかかります。
何かしらの準備であったり、施策を考える必要があります。
では、今すぐ売上をアップしたいと思った時にはどうしたらよいのでしょうか?
それは、、、
目次
既存顧客に連絡をとる
以前お客さんであった人たちに再度アプローチをしてみるという方法です。既に商品を買ってくれたことのある人なので、顧客情報があるはずですよね。
例えば、美容室や整体であれば、カルテなどがありますよね。その中の休眠顧客の中から、しばらく再購入や再来店をしていない人たちに対して、手紙、DM、チラシ、ハガキ、電話、メールなどを使ってコンタクトをとってみましょう。
お客さんがリピートしてくれない理由
お客さんがリピートしてくれない理由の大半は、単純に忘れてしまっていることがほとんどです。
- 商品が気に入らない
- 引越によってお店に行けなくなった
- 競合に乗り換えた
- その他リピートできない事情がある
というようなお客さんは、実は、全体の20%程度しかいないと言われています。
つまり、あなたの商品・サービスやお店に対して、意図してリピートしていない人は、あなたが思っているよりもずっと少ない、ということです。
中には、思い出した時には、大分時間が経っていてなんとなくリピートしにくい、と感じている人もいるはずです。
歯医者さんにリピートしなかったエピソード
私自身、そのような経験があります。
歯医者さんから定期検診のお知らせが来たのですが、すっかり忘れてしまいました。思い出した時には、ハガキをいただいてから、既に一ヶ月以上経っていました。その結果、なんとなく行きづらくなってしまいました。
別にそこの歯医者さんに何か不満があるわけではありませんが、タイミングを逃してしまい、結果的に別の歯医者さんに行くようになってしまったのです。
私のようなお客さんも実はたくさんいます。
もう何度かハガキをくれていれば、おそらく結果は違っていたことでしょう。
お客さんって、意外とそういう行動をとるものです。
あなた自身も、お客さんとして、そのような経験があるのではないでしょうか?
お客さんがリピートする理由
お客さんは、自分のことをお客として大切にしてくれていると感じると、リピートしてくれやすくなります。
つまり、「あなたは数あるお客さんのうちの一人でありませんよ」ということを伝えることが大切、ということです。
もしあなたがお客さんだったら、自分のことを覚えてくれていたり、大切に扱われていると感じれば、嬉しいですよね?
そこで、
「最近お会いしていませんがどうしましたか? あなたのことを気にかけているんですよ。ぜひもう一度お会いしたいです(お店に来てください)」
ということを伝えてみましょう。
既存顧客をフォローする時のポイント
フォローをする時に、なるべく最後の購入から日数の浅いお客さんからアプローチするようにしましょう。
もう一年も二年もずっと会っていないお客さんよりも、三ヶ月、四ヶ月、あるいは半年ほど会っていないお客さん、という具合です。
時間が経てば経つほど、リピートする確率は下がっていきます。
それに、時間が経ちすぎていると、急に連絡をとることを不自然に思われることもありますね。
もう一つは、複数回フォローをするということです。
一度連絡をとって終わり、ではなく、反応がなかったお客さんに対しては、様子を見ながら何度かフォローをしてみましょう。
お客さんのタイミングの問題も考えられますので、一回フォローしただけで諦めるのは早計ですね。
既存客のフォローは簡単にできる売上アップの方法
ちなみに、新規客を獲得するためのコストは、既存客にリピートしてもらうのにかかるコストの最低5倍はかかると言われています。
新規で獲得したところで、そのお客さんが単発で終わってしまっては意味がありません。その意味でも、リピート客の獲得は必須の集客施策です。
休眠顧客リストを整理してフォローを始めましょう。
一日、二日もあれば、ピックアップして連絡をとることは可能なはずです。
簡単でいて、今すぐできる売上アップの方法ですよ。
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