セールスをする前には、顧客教育をしておくことが必要です。
そうすれば、あなたの商品・サービスを買ってもらいやすくなるからです。
マーケティングにおいて、なぜ顧客教育をすることが必要なのか、それにはいくつかの理由があります。
あなたが何者なのかを知らないから
- 知らない人からは買わない
- 信用できない人からは買わない
まず、いきなり商品・サービスを宣伝したところで『あんた誰?』となってしまいますね。
これが基本ですから、まずはあなたが何者なのかを知ってもらわなければいけません。
- あなたのこと
- あなたのビジネスのこと
- あなたの考え方や価値観
- 商品やサービスのこと
などなど、必要なことはできるだけ多くのことを伝えましょう。
まずはあなたの言葉に耳を貸してもらえる状態を作ることが顧客教育の第一歩ですね。
『飛び込みの胡散臭い営業マン』状態から抜け出すのです。
顧客に知識がないから
お客さんはあなたのビジネスや業界のことについて素人です。
プロであるあなたにとっては当たり前と思っていることでも、相手には知らないことがたくさんあります。
お客は何もわからない状態で購入することにはリスクを感じますね。
『本当に買って大丈夫なんだろうか?』と。
しかし、あなたが教育をすることで、相手に知識がついていけば、その商品・サービスの価値も理解してくれるようになります。
価値を理解しているのだから、購入に繋がっていくのは自然なことです。
あなた自身の株が上がるから
それだけではありません。
あなたからたくさんの有益な情報をもらっていると、見込客の中であなたのことを「先生」と感じてくれるようになります。
その道の専門家・プロフェッショナルとしてあなたは位置付けされます。
- この人の言っていることは信用できる
- この人なら私の問題を解決してくれる
- この人から学びたい
- 困った時はこの人に相談しよう
見込み客の意識の中であなたは、他とちょっと違う存在であり、他と比較されにくくなくなります。
さらに言えば、あなたに権威性が生まれます。
お医者さん、教授、何だか権威があり、ありがたい存在という認識を私たちは持っています。
権威性があるというだけで、人から信頼されやすくなります。
私たちは権威性に弱いですね。
これは心理学的にも言われていることです。
セールスが断然やりやすくなる
顧客教育ができていくと、あなたのファンになってくれる人ができてきます。
あなたを信頼し、あなたのことを好きでいてくれる人達ですね。
あなたの考えに共感し、あなたの商品・サービスの価値を理解してくれていますから、セールスは断然やりやすくなります。
- あなたがワケのわからないものを売ったりすることはない
- あなたが自信をもって勧めてくれる商品・サービスだから価値のあるものだ
- 素敵な商品・サービスを売ってくれてありがとう
そんな風に思ってくれるようになります。
顧客教育とは関係構築
顧客を教育をすると言うと、上からものを見るようなイメージと考えてしまうかもしれません。ですが、顧客教育とはお客さんとの関係作りの一貫です。
ブログ、メルマガ、SNSなどを使って、コミュニケーションをとり、良好な関係性を構築していく中で、あなたの考えに同調してもらえるような顧客教育を行っていきましょう。
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