お客さんが、商品・サービスを買うことは、言い換えれば、そこに価値を感じているということですよね。だからこそ、その対価としてお金を払ってくれます。
商品・サービスに価値を感じてもらうには様々な方法がありますが、今回はすぐにできて商品・サービスの価値を高める3つの方法をご紹介いたします。
目次
商品の価値を高める方法その1: ボリューム感を出す
- 一個買ったらもう一個おまけ
- まとめて買うと〇〇円お得!
- 今回お買い上げの方だけに〇〇をお付けします
と言った謳い文句を見たことがあるのではないでしょうか?
このように、特典をつけたり、ボリューム感を出すことで、お得であることが目に見えてわかります。お得感を出すということですね。
思わず買ってしまう心理
商品・サービスの値段が想像通りであった場合には、価値を感じてもらいにくいことがあります。
逆に、想像していたよりも値段が安かった時にお得感を感じます。
このお得を感じると、人は思わず買ってしまいます。
テレビ通販のセールステクニック
例えば、テレビ通販で、司会役の人とセールスのプレゼンテーションを行う販売側の人が実演をしているのを見たことがあると思います。
司会役の人が、「でもこれだけの商品であれば、お値段が高いんじゃないですか?」という前振りをしますよね。
そして、いざ価格を発表したら、『思っていたよりも安い』と感じたことはないでしょうか?
しかもその後に、
『お値段はそのままにもう一個お付けします』とか『今回は一緒に使える〇〇をお付けします』なんて言うように、さらにお得な買い物であることを演出するわけです。
想像していた以上にお得な買い物だと感じるので思わず買ってしまう、ということですね。
商品の価値を高める方法その2: 希少性を出す
人は、手に入りにくいものほど価値を感じる傾向があります。
- 限定〇〇個
- 先着〇〇名様のみ
このように希少性を持たせることで、『失くなってしまう前に買っておかなければ』というように思ってもらえるため、購入を促進することができます。
少し前に、東京駅開業100周年記念Suicaが限定販売されて話題(問題)になりましたが、まさに限定販売にしたことで、購入希望者が殺到したわけです。
商品の価値を高める方法その3: 期限を設ける
いつでも手に入るものよりも、「今しか買えない」「いついつまでしか買えない」というものに、人は価値を感じます。
時間・期間による制限・期限を設けることで、今すぐ買わなければいけない理由を提示し、後回しにされずに買ってもらうことができる、ということですね。
あるいは、「いついつまでに買ってくれたら割引しますよ」という、いわゆる早期割引であったり、キャンペーンやセールなども期限がもたらす効果がありますね。
商品そのものは変えずに価値を高めることができる
今回紹介した方法は、いずれも商品そのものを変更しなくても価値を高めることができるので、すぐに、かんたんに行うことができます。
もちろん、商品・サービスそのものに価値があることは前提での話ですが、さらに購入を後押しする一工夫として、この3つの方法を取り入れられないか考えてみましょう。
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