『ブログは資産になる』ということを聞いたことがありますでしょうか？
これは本当にその通りなのですが、ネットに詳しくないと、いまいちピンとこない表現かもしれません。
ブログが資産になるということはどういうことでしょうか？
実は様々な点からブログは資産だと言うことができます。
集客における資産とはなにか
ここで言う資産とは、「お金を生み出してくれるもの」という意味です。
例えば、貯金は資産とは言いませんね。
それは使ったら減っていってしまうものだからです。
資産は使ってもなくなりません、自ら手放さない限りは。
ブログの記事というのは、書いたらずっとWeb上に在り続けますよね。
アクセスがある度にその効果が消費されるというものでもありません。
ブログ記事を書けばそれはずっと残り、アクセスを集め続けてくれます。
持続性のある集客を実現するものが資産です。
だから、ブログは資産型のメディアと言えます。
２つのタイプの資産価値
ブログは、記事を書けば書くほどその資産は増えていき、資産価値が高まります。
ブログは性質上、記事単体で大量のアクセスを集めるというものではありません。（そういうこともたまに起こりますが。）
「塵も積もれば山となる」タイプの効果で、多くのアクセスを集めるようになり、資産のパワーが大きくなっていきます。
一見すると、地味な効果に思えるかもしれませんが、リスクが少ない方法であるとも言えます。
例えば、一般的なWebサイト（コーポレートサイトなど）の場合、トップページの順位を上げようとするでしょう。
この場合、特定の一つないし二つ程度のキーワードでの上位表示を目指します。
ということは、その一つないし二つのキーワードの順位が下がった時に、アクセスが一気に減ってしまうということが起こります。
もし、このようなSEOで集客をまかなっていたとしたら、つまり、一つか二つのキーワードにビジネスの収入源が依存していたとしたら、、、一気に収入源をなくしかねません。
これは、恐ろしいことですよね。
ブログの資産価値
一方、ブログの場合は、記事ごとに色々なキーワードで検索結果に表示されるので、何か特定のキーワードで順位に変動があったとしても、一気にアクセスを失うという危険性は少なくなります。
言ってみれば、リスク分散型の集客と考えることができるわけです。
特に最初の頃には書くことが大変に感じることもあると思いますが、頑張って書いていくと、後々あなたを助けてくれます。
未来の自分への投資ですね。
ある程度記事がストックされてくると、過去に書いた愛しの記事たちが、勝手にアクセスを集めてきてくれます。
この段階に入れば、ブログ集客はグッと楽になり、文字通り自動集客装置として働いてくれます。
ブログはあなた自身をも資産にする
もう一つのメリットがブログにはあります。
あまり普段気に留めないことかもしれませんが、とても大きなメリットですよ。
ブログそのものの資産価値というより、あなた自身の資産価値を高めてくれるものです。
それは、書く力が身につくということです。
ブログはトータルで考えれば、相当な量の文を書くことになります。
相当な量の文を書いていると、自然と文を書くことに慣れていきます。
慣れてくれば、どんどんと楽にかけるようになります。
そして、ここがポイントなのですが、ブログから集客ができてくるようになる頃には、書く力も身についてきているので、２つのものを一緒に手に入れることができるというわけです。
『書く力がそんなに必要なのか？』
と思うかもしれませんが間違いなく重要です。
なぜなら、Webサイト、メール、SNS、DM、チラシ、ハガキ、何でもテキストベースですよね。
何かを伝えようとすれば、ほとんど全ての場合においてテキストが必要になります。
インターネットを使うのにも、テキストなしは考えられません。
インターネット集客において「書ける」ということは大きな武器になります。
インターネットを使わないという選択肢は今後ますますあり得なくなることはご存知の通りです。
「書く」とネット集客で有利になれる
ですので、書く力があるのとないのとでは、ネット集客においては、実は大きな差になります。
最初は大変に感じるかもしれませんが、とにかくルーチンでもなんでもブログを書き続けていくと、「書ける」という一生使えるスキル ＝資産 が手に入ります。
とは言っても、物書きのような文才は全く必要ありません。
自分の感じたことや思ったことを文にする、ロジカルに組み立てる、これができればWebライティングでは充分なスキルです。
日本語がちょっと変だろうが、独特な言い回しだろうが、細かいことは気にする必要はありません。
かえって、自分にしか書けないテイストを持っているなら個性になりますね。
次回は、後編として、インターネットの性質から見たブログの資産価値について解説していきます。
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