感情を揺さぶるストーリーの作り方! マーケティング効果を倍増する物語の秘訣

感情を揺さぶるストーリーの作り方!マーケティング効果を倍増する物語の秘訣

物語を語ることは、映画や文学だけではなく、ビジネスでも力を発揮します。
素晴らしい物語が人を感動させるように、マーケティングにストーリー性を取り入れることで、お客さんの心に訴えることができます。

では、ストーリーはどうやって作ればよいのでしょうか?
『そんな大それたものなんて作れないよ!』と思うかも知れませんね。

そこで今回は、マーケティングに応用できるストーリーの最も基本となる型をご紹介します。
これされ知っていれば、あなたもストーリーメーカー!

マーケティングにストーリーを取り入れる3つのメリット

理解を促し興味関心を引きやすくなる

例えば、聖書はキリスト教の教えを説いたものです。しかし、聖書は物語でもあります。西洋の人たちは、物語を通してキリスト教の教えを説いていたのですね。

私たちが小さい頃によく読んだ童話にも教訓がありましたね。『オオカミ少年』なら、日頃から嘘をついていたために、誰からも信じてもらえず、本当に狼がやってきても助けてもらえずに食べられてしまった。

そこから『嘘をついているとろくなことにならない』と学びましたね。(解釈は他にも諸説ありますが)

このように、物語であれば、私たちははすんなりと話を受け入れ、理解することができるわけです。 物語は、何かを伝える上では、とても優れた伝達の形式です。

差別化できる

差別化と聞くと、『商品や技術による差別化』と考えてしまいがちですが、ストーリーを語ることは差別化になります。

それは、同じ人間が2人といないように、同じ会社が2つと存在しないように、全く同じストーリーも2つと存在しないからです。

あなたやあなたの会社にしかないストーリーを伝えることは、お客さんから見ても区別しやすいことなんですね。

逆に、競争の激しい市場で商品のアピールばかりをしていても、他の競合もみんな良いことばかりを言っているので差別化しにくくなってしまいますね。

  • 起業・創業の物語
  • 商品開発エピソード
  • 会社のミッションや社会貢献・CSR
  • 経営者の波乱万丈人生
  • 社員の感動ストーリー

などなど、競合とは違う視点でアピールすれば、競合との区別をしてもらいやすくなります。素晴らしいストーリーがあれば、独自のポジションをとることだってできちゃいます。

記憶に残りやすい

学生の頃、私は歴史が得意でした。

歴史というと「暗記科目」の代表格ですが、年号を必死に覚えた記憶がありません。それでも、暗記に苦労することはありませんでした。

先生の教え方が良かったのか、素晴らしい参考書があったのか、その辺の記憶は定かではないのですが、ただ一つ、歴史が得意だった理由はハッキリとしています。それがストーリーでした。

私にとって歴史科目は『昔の人達は何を考え、何を成し遂げようとしたのか』という過去のお話を聞いているようでした。だから、歴史を楽しみながら勉強していたということだけは覚えています。

歴史の流れの文脈で考えることで、自然と歴史上の出来事や年号を覚えることができたのです。(今も覚えているかは聞かないでください。。。)

ところで、あなたは5日前の昼ごはんに何を食べたか、即答できますか? (私はできません…)

もし覚えていなくても、初めて異性とデートした時のランチは覚えているのではないでしょうか?
その日のデートで行った場所も覚えているのではないでしょうか?
それは、あなたの人生の中で起きた特別な日のストーリーだからですよね。

ストーリーは記憶に残りやすいのです。

ストーリーとは旅立ち帰還すること

ストーリーとは旅立ちと帰還の物語

ストーリーとは、旅立ってから帰ってくるまでの一連の展開を描写することです。
旅立ち、そこでイベントが発生し、また帰ってくる。これがストーリーの基本構造です。

典型的なSF冒険活劇の世界なら、以下のような流れです。

  1. 世界は悪の魔物によって平和が脅かされようとしている
  2. 勇者が立ち上がり魔物退治に出かける
  3. 魔物を退治し財宝を手に入れて帰還する

現代的な解釈をするなら

  1. 日常
  2. 非日常な出来事が起こる
  3. 日常に戻ってくる

というような流れです。

ストーリーには苦難が待ち構えている

ストーリーでは苦難が待ち構えている

ストーリーには展開が必要です。
主人公には試練が待ち構えていて、それを乗り越えるのがストーリーの醍醐味です。
「非日常」の場面では、この苦難に立ち向かうということです。

もし何も乗り越えるべきことがなかったり、いとも簡単に問題をクリアしてしまったなら、それは物語としての面白みに欠け、話が盛り上がりませんよね。

苦難がある。
それを乗り越えることで成長や変化が起こる。
だから、一緒になって喜んだり悲しんだり、 感情移入して主人公を応援してしまうのです。

コレだけ!ストーリーは3つの要素で作れる

ストーリーに最低限必要な要素は3つだけです。

  • 主人公
  • 困難
  • 結末

この3つの要素で構成すれば、そこに物語性が生まれます。

ストーリーと言っても、骨組みさえ理解してしまえば、マーケティングでストーリー充分活用していけるのです。

主人公

物語には主人公が必要です。
物語は主人公の成長や変化を描いていくことです。
主人公が異なれば、語られるストーリーも違います。

マーケティングのストーリーでは、あなた、あなたの会社、あなたの会社の特定の人、お客さん、などが主人公になりますね。

誰を主人公にしますか? どんなキャラクターにしますか? 主人公を設定してみましょう。

苦難

主人公には苦難が待ち構えています。
その苦難を乗り越えることで主人公は成長し、目的を達成します。

苦難の描写を鮮明にするほど、 ストーリーはドラマティックになり、より感情移入できます。思わず主人公を応援したくなる苦難を描きましょう。

主人公にとっての困難や葛藤、問題や出来事、どうやって乗り越えるのかを考えてみましょう。

結末

苦難を乗り越えた先の結末が必要ですね。

苦難を乗り越える前と乗り越えた後では、主人公やその周囲に変化が起こります。あるいは、主人公は何かを得て帰ってきます。

結末があるからこそ、苦難を乗り越えることの意義を感じとり、感動することができます。

魔物退治のストーリーなら「世界の危機 → 世界の平和」という変化ですね。

「日常 → 非日常 → 日常」で考えると、最初と最後の日常は同じものではありません。非日常を体験してきたことで、日常そのものが変化したり、主人公が成長して日常の見え方が変わる、といった具合です。

ポイントは、旅立つ前と帰還した後では、主人公やそれをとりまく周囲の世界は違う(違って見える)ということです。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、1955年(過去)から1985年(現在)に戻ってきた主人公マーティーの日常は、1955年の過去にタイムスリップする前の1985年の日常とは違うものになっていましたね。(マーティーにとってはより良い現実に変わっていました)

苦難を乗り越えて得たもの、変わったこと、どんなエンディングになるのかを考えましょう。

ストーリーをさらに面白くする2つの要素

主人公・困難・結末の最低3つがあれば、ストーリーは作れることがわかりました。

今度は、さらに相手を惹き込むストーリーにするためのスパイスを2つご紹介します。さらに物語を協力してくれる要素です。

次に紹介する2つの要素を加えることができないか、考えてみましょう。

援助者の登場

主人公の味方であり、サポート役の人物です。
主人公が悪戦苦闘していて、なかなか前に進めないような時に力を貸してくれたり、ヒントをくれる人です。

援助者がいることで、主人公はピンチを切り抜けるきっかけを手にし、突破口を開くことができます。

別の見方をすると、援助者がいることで、主人公をギリギリのところまで窮地に立たせてピンチを描くことができます。その方が盛り上がるからですね。

敵対者の登場

物語は一筋縄ではいかない方が、より一層面白くなります。主人公の前に立ちはだかる敵対者を登場させて、一悶着起こすわけです。

敵対者は、直接的に対立することもあれば、相容れない性質の人物を敵対者とすることもできます。

例えば、ドラゴンボールであれば、ベジータは敵対者と捉えることもできます。結果的には、一緒に戦ったり、地球を守ったりしているのですが、性格や価値観は、主人公やその仲間とは相容れないものです。

ベジータが出てくると、わざわざ敵をパワーアップをさせて自らを不利な状況にしてしまったり、そのせいで誰かが倒されてしまったりと、厄介な展開を引き起こしますね。

それらはベジータの「自分の強さを証明したい」という価値観からくる行動です。そんなベジータに、他の登場人物も、視聴者も、ヤキモキしながらも物語に惹きこまれていきます。

このように直接対峙しないようなライバルキャラを敵対者として登場させることもできます。

何かしらの「対立構造」ができることで、物語を面白くします。

ストーリーの2つの使い方

実際のマーケティングのどのような場面でストーリーを使ったら良いのか、ということですが、使い方は2つあります。

ストーリー性のあるコンテンツ

ページや記事などのコンテンツ単位でストーリーを作る方法です。単体のコンテンツがストーリーの構成をもって作られているということですね。

そうすることで、コンテンツそのものが読みやすく楽しいものになります。

あるいは、連載やシリーズもののコンテンツを作ることもできますね。複数コンテンツのまとまりとして、ストーリー性を高めます。

マーケティングとしてのストーリー

マーケティング戦略としてストーリーの構造を取り入れます。

例えば、見込客が商品を認知してから購入に至るまでの全体の流れを分析して、必要とされるコンテンツを準備していきます。見込客を主人公としたストーリー戦略です。

まずはプロットを作ってみよう

ストーリーの基本要素を紹介してきましたが、3つの要素を決めるだけで、ストーリーのプロットができあがります。あとは文章を作れば、なんと、ストーリーが完成です。

ストーリーの力でマーケティングをパワーアップしましょう。きっと今まで伝えられなかった魅力やメッセージをお客さんに伝えることができるようになりますよ。

コメント

コメントを残す

*

ページ上部へ戻る