facebookをはじめ、SNSの利用はすっかり私達の日常になりました。
しかし、知らず知らずのうちに、SNSがあなたにストレスを与えてしまうことがあります。
facebookで疲れてしまうよくある15の理由をご紹介します。あなたはいくつ当てはまりますか?
SNS疲れとは?
「SNS疲れ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
次のように辞典に掲載されています。
《SNS tired》ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やメッセンジャーアプリなどでのコミュニケーションによる気疲れ。
長時間の利用に伴う精神的・身体的疲労のほか、自身の発言に対する反応を過剰に気にしたり、知人の発言に返答することに義務感を感じたり、企業などのSNSで見られる不特定多数の利用者からの否定的な発言や暴言に気を病んだりすることを指す。
代表的なSNSやアプリの名称を用いて、ツイッター疲れ、フェースブック疲れ、ライン疲れなどともいう。
デジタル大辞泉より
Facebookで疲れる15の原因
感じ方は人によって様々ですが、色々な理由からSNSに疲れたり、ストレスを感じている人は、実はたくさんいます。その代表的な例をご紹介します。
「いいね!」の数に一喜一憂する
自分の投稿に対する「いいね!」が少ないと凹んだり、多いと喜んだり。
他人と比較して「いいね!」数を比較して、優越感を感じたり、劣等感を感じたり。
一喜一憂は、疲れる原因になります。
友達の数を比較してしまう
友達の数が他人と比較して少ないことに落ち込んでしまう、というケースです。
友達は数の問題ではないと思いつつ、やっぱりどこかでたくさんいる人が羨ましいなんて思ったり。
逆に、知らず知らず、友達集めに必死になって自己満足しようとする人もいます。
見たくない写真・不快な情報に嫌気がさす
他人が投稿する見たくない写真や聞きたくない情報なども、タイムラインに表示されます。
例えば、元彼の結婚報告や幸せそうな写真などに傷ついてしまう、なんて人も結構いらっしゃるようです。
その他、不幸なことに関する投稿、残虐性のある写真、グロテスクな画像など、デリカシーのない投稿や、誹謗中傷をするような投稿など、『誰得?』な投稿もあります。
どうでもいい発言にイラッとする
『おはようございます。』
『今日も張り切っていきましょう!』
『本日もありがとうございます。』
『今日も一日感謝!』
これまた『誰得?』な投稿です。
悪いことではありませんが、毎日やられても『何この人?』と感じてしまいます。
リア充感が鼻につく
充実した毎日を送るのは、とても素晴らしいことです。
一方で、悲しきかな、他人の幸せってそんなに見ていて楽しくない、てのが人間の本音です。
高級レストランの料理、パーティー最高!、昼下がりのお洒落なカフェでの優雅な一時、などなど。
しょっちゅう投稿されると『はいはい、自慢ね』と鬱陶しく感じてしまいます。
自撮り写真にウンザリする
人の顔には自然と目が行くものです。
そんなことを聞いたか知ったか、毎日のように自撮り写真を投稿する人がいます。
セルフブランディングという理由でやっている人もいるでしょう。
やはり、やり過ぎると見ている方はウンザリしてしまいます。(というか逆ブランディング?)
勝手にタグ付けされてイラッとする
例えば、イベントなどの写真に勝手にタグ付けされて、イラッとするというやつです。
たまたまイベントで知り合って、ちょっと喋っただけ。
数時間前に友達で繋がったような人に知らぬうちにタグ付けされたりすると、イラッとされてしまいます。
Facebookの使い方も楽しみ方も人それぞれなので、他人を巻き込む時は注意が必要です。
投稿内容を気にしてしまう
Facebookと言えば実名制。
実名制がゆえに、投稿する前に『本当にこれで大丈夫か?』と、内容が気になってしまいます。
facebookは、匿名性のSNSにあるような無責任・誹謗中傷の発言は少ない分、本当に自由な発言もしにくい。気を使うということは、ストレスに繋がります。
シェアする内容にも気を使う
例えば、思想や政治などはデリケートな問題です。
自分が良いと思ってシェアしたことがきっかけで、変な色眼鏡を持って見られてしまわないか不安になって、シェアするべきかどうか悩んでしまう、なんてことがあるようです。
本当に共有したいのは愚痴やマイナス感情だったりする
愚痴や文句の類は、他人を不快にさせてしまいます。
しかし反面、本当はそういうことほど誰かに聞いてほしかったりします。
結局のところ、Facebookでも、気持ちや感情を全面に出すことができない、というストレスです。
なんだかチェックしないといけない気になる
SNSでのやり取りが、リアルでの会話のネタになったりすることがあります。
そうすると、Facebookをチェックしていないと、話についていけません。
そこから、facebookをチェックしなくてはいけないという強迫観念が生まれ、頻繁にfacebookをチェックするようになってしまいます。
非常に多くの時間をSNSに使うことに疲れてしまいます。
「いいね!」をしないといけないような気がする
リアルでの付き合いなどの理由から、知人の投稿に「いいね!」やシェアをしておかないと、会った時に気まずい思いをする、という思いにとらわれてしまうようです。
コメントを返さないといけないと思ってしまう
自分の投稿やタイムラインにコメントをもらうのは嬉しいことです。
しかし、たまたまコメントを返せないことがあったり、コメントを返しづらいような時もあります。
そんな些細なことから、その後に気まずい思いをするんじゃないか、と心配になったり、コメントを返さないと申し訳ない、なんて感じてしまいます。
友達になりたくない人への対応が面倒
facebookの使い方は人それぞれです。
本当に仲の良い人とだけ繋がりたい人もいれば、どんどん輪を広げていくような方もいます。
友だち申請をされても、承認したくない時にどうしていいのか対応に困る、ということがストレスになります。
メッセンジャーでオンとオフの区別がつかない
メッセンジャーの使い方も人それぞれです。
仕事に関しては、メールでのやり取りのみ、という人も少なくないでしょう。
しかし、相手側が仕事のこともメッセンジャーでやり取りしてくることもあります。夜中だろうと、休日だろうと。
さらに、メッセンジャーは「未読」か「既読」かもわかってしまうので、そこでもまた気を使ってしまい、『なるべく早く返さなくては』とストレスを感じてしまいます。
facebook疲れ=人間関係の疲れ?
こうやってFacebookの疲れる原因を見てみると、何だかリアルの社会でも感じるストレスに通じるものがたくさんあると思いませんか?
特に、Facebookは実名制がゆえに、リアルの自分とSNS上の自分を区別をすることが難しいですよね。
匿名性のSNSとはまた違った、facebook特有のストレス・疲れがあります。
プライベートも、仕事も、全部をひっくるめてfacebookで報告している。。。
何気なしにfacebookを利用することで、気持ちが休まる時間がなくなっている、なんてことになっているかもしれません。
自分なりのルールを決めてfacebookを楽しむ
SNSは依存性があるため、いつしか辞められなくなってしまうことがあります。
その他諸々の理由から、完全に断ち切ることができないこともありますよね。
それに、人は人と繋がっていたいという欲求を持っています。そんな欲求に応えてくれるSNSは、本来楽しいものです。
しかし、ハマり過ぎには要注意ですね。
SNSに疲れを感じたなと思ったら、SNSの利用ルールを作ってみてはいかがでしょうか?
- 閲覧時間や回数を決める
- 通知設定をオフにする
- 場所をわかりづらくしてアプリを起動させづらくする
- スマホアプリは削除して、PCのみで閲覧する
- 繋がりや表示設定を見直して自分への負担を減らす
さらに言うと、SNSは仕事の効率性・生産性も確実に落とします。
その点からも、SNSの利用には自分なりのルールを作っておきたいものですね。
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