地域ビジネスにネット集客は必要ないは本当?

地域ビジネスにネットは必要ないという考えは、2015年現在でも結構聞きます。いわゆるインターネットに対する固定観念と言うか、「インターネットあるある」ですね。「地域ビジネスインターネット不要説」は本当に正しいのでしょうか。

地域ビジネスのネット集客不要説はどこからきているのか

まず、そもそも地域ビジネスにネット集客は不要であるという考えはどこからきているのか、ということなのですが、これ、おそらく明確な根拠はないと思います。考えられる理由はいくつかありますが、一つの大きな要因としては、

地域ビジネスの競合もやっていないから必要ないんじゃないか

という考え方でしょう。ここで、一つの疑問を投げかけたいと思います。競合と同じことをやって、果たして集客がうまくいくのでしょうか?

地域ビジネスであれば、なおのことパイの奪い合いになります。商圏も人口も限られているわけですから。競合と同じやり方をしているのに『うちを選んで欲しい』と考えているとしたら、これは集客でも何でもなく、願望に過ぎません。

周りと同じことをやっていたら、結果もまたどんぐりの背比べにしかならないし、集客がうまくいくわけないのは自明の理ですよね。明らかに考え方と行動が矛盾しています。

世界中に発信できるのはインターネットの特徴ではあるが、、、

もう一つの理由として考えられるのは、インターネットは世界中に発信できるものだから、地域ビジネスのような狭い範囲のビジネスには必要ない、という考え方です。ですが、これはインターネットの特徴・性質であるだけです。

もしその理屈で言うならば、地域ビジネスには電話もなくても問題ないと言えるでしょう。だって、周辺の住民や会社がお客さんなのだから、ちょっと出かければすぐ会えますよね。

『こいつはアホか? 業務に支障が出る。』と思いましたか? はい、その通りです。非現実的・非効率・不便ですよね。

では、今度はお客さんの立場ならどうでしょうか。そうすると、『今時ネットで探せないなんてお客さんのことちゃんと考えているのかしら? 電話なんかしたくない。メールで問い合わせしたい(予約したい)』と思うだろうことは想像に固くありませんね。

お客さんだって不便なことや面倒なことは嫌です。それだけで行動したくなくなります。機会損失です。選ぶための候補にすら入れないと言ったところでしょうか。一度便利さを享受すると、それまで普通だったことが不便に感じ、戻れなくなるから人って不思議です。

見込み客はネットを使うかどうか

さて、「お客さんの立場からしたら」ということを言いましたが、もう少し詳しく言うと、自分のビジネスや業種に関連することがネットで検索されるのであれば、ネットで集客ができるということになります。この考え方は、BtoBであれBtoCであれ、基本的には同じです。

例えば、「ぎっくり腰 改善 治療」「肩こり 専門 ◯◯区」などと調べていれば、ネット集客が使えることはおわかりだと思います。

このように、自分のビジネスに関連するであろう、見込み客の悩みや問題、欲求などから考え、検索などがされているようであれば、ネットが使えるかどうかの判断ができますね。

自分の行動を振り返ってみよう

ところで、あなたは自宅近辺の情報やお店・病院・施設などなどを、スマホやパソコンで調べたことはありませんか?おそらく、ほとんどの人が地域の情報を調べるのにネットを使っていると思います、そもそもネットを使わないという人を除けば。

それこそが「インターネットと地域ビジネス」という括りで考えることがナンセンスであることを物語っていますよね。私たちの行動が証明しているのだから、疑う必要もないことだと思うんです。

ネットを使う明確な理由はたくさん挙げられますが、ネットを使うべきでない理由については、大抵の場合、単なる先入観や感覚的に否定しているという印象を受けます。

では結論です。ネットで集客できるかどうかはエリアで判断するわけではない。見込み客がどんな行動をとるかで判断する。だから、地域ビジネスであっても、インターネット集客は有効なケースはたくさんある、です。

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